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園長のお話


『プルートの介護』

今日は12才(2003.9 生 )になるウェルシュ・コーギーの
”プルート”をご紹介します。



プルートはアニマル・セラピー犬として大活躍して来ました。



ところが、12才の秋に高齢とともに腰麻痺になってしまいました。
最初は歩行に乱れが生じ、徐々に右後肢の筋肉が衰退し、
跛行が目立つようになりました。後肢の乱れは進行し、
足が絡まるようになり、正常な歩行が難しくなりました。
骨盤から下の筋肉が低下していましたので、2ヶ月前(2015.12)
から作業療法士の指導を受け、血流を良くする為に首から腰、
後肢にかけてマッサージをするようにしました。

そして、少しでも筋力を維持し続けられるように
日に3回、散歩に連れて行きました。
散歩時には後肢の力を補助する為に下腹部にハーネスを使用しました。



腰を補助して吊ることでハーネスが身体に食い込んで、
お腹に圧がかかってしまう為、ハーネスにスポンジ生地を取り付けたり、
身体が前のめりになってつまずいてしまわないように胴輪をしたり
するなどいくつか改良を重ねてきました。


マッサージや散歩以外にも、日中に日光浴をし、夜間には他のイヌと
一緒に過ごすなど、日々の生活環境にも刺激を与えて介護していました。
それでも徐々に下半身の衰えは増し、散歩に向かっても入口で立ち止まったり
すぐに部屋に戻りたがったりすることが増え、最近ではほとんど
歩かなくなりました。

プルートは、散歩がとっても好きなイヌです。なぜならば、外で排尿、排便
することをワラのベッドの上で待っている毎日でした。
しかし、腰麻痺が悪化することでプルートの希望はなかなか
叶えられず、ワラの上で用を足すようになりました。

筋力の向上と代謝を改善させるにはやはり歩かせることが1番です。
そこで、プルート専用の台車を作りました!!!






散歩に行く台車の上ではいつでも用が足せるようにあらかじめ
ペットシーツを敷くようにしました。
プルートは散歩での解放感でペットシーツの上で排尿、排便をするようになりました。

このように、台車に下半身を乗せて前足を使って散歩することで、
プルートの自由が得られました。行きたい所に自分の力で行くことの大切さは飼育する
我々にとって常に考えてあげなければならない大事な用件です。


冬の寒空の中、毎日早起きをして7時から30分間プルートの介護を
行ってきました。
この台車があることによって作業の軽減が図られ、プルートのマッサージにも
熱が入ります。
プルートがより良く台車に慣れて自発的に散歩時間が長くなってくれたら
嬉しいです。

山ではうぐいすの初鳴きが聞かれます。
春の訪れに沢の水が温むことが待たれます。

                                  2016.3.2

この記事の編集をしている最中、プルートは3月3日に
13年間の長きプチ生活を終え、他界しました。

 ↑元気だった頃のプルートです。


合掌

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