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セキセイインコの孵化記録

青山里会で飼育していますセキセイインコの孵化について珍しい記録が取れたので報告します!!



4月27日に餌を与えに行った時、セキセイインコの巣箱から
いつもと違う鳴き声が聞こえたので覗いてみたら・・・
6個の卵の内から1羽雛が孵化していた!(写真1)

(写真1)      【午前】



午後も覗いてみたらもう1羽孵化していた。次の日恐る恐る覗いてみたら・・・
孵化した2羽は元気に動いていたので安心した。(写真2)

(写真2)       【午後】



最初の孵化から3日後(4月30日)に1羽孵化(写真3)

(写真3)



また、その2日後(5月2日)に孵化した。
1羽目の個体と4羽目の個体とで大きく体格差が出て来た。(写真4)

(写真4)



残り2個の卵が2日、3日経っても孵化しなかったので
もうダメかなと思い始めた4日後(5月6日)
なんとビックリ!2羽孵化した。

1羽目と2羽目に孵化した個体は羽軸がもう生えて来ており、
目も開いているが、他の個体はまだ目は開いていない。(写真5)

(写真5)


孵化した順に体の大きさも違い、1羽目と6羽目とでは大分差が出ている。(写真6)

(写真6)



同腹で9日かけて全羽孵化するのを初めて体験して不思議に思った。
ネットで調べた所、飼育下のセキセイインコでは
上記の様な習性があるそうで又々ビックリ!
良い経験に成った。


《その後・・・》

6番目に産まれた雛は、あまりにも他の個体との体格差がありすぎて
圧死してしまった為、産まれた雛は大きい方から順次取り上げ、
人工育雛をし「手乗りインコ」として今も元気に育っています。(写真7)

(写真7)



四日市担当 高野莉帆



ご意見等ございましたら、ご投稿下さい。
お待ちしてます♪

仔ヤギの骨折治療 ~南部丘陵公園での出来事~

2月のある朝、いつもの様に動物達に異常がないかの朝一番の見回りをしていると、1頭の仔ヤギ(2017年7月産まれ♀:メイ)が、
左前肢が赤紫にパンパンに腫れあがり、ひどい跛行をしている状態で発見しました。

急いでメイを抱きかかえてバックヤードへ移動し、診断のできるスタッフも駆けつけて患部の状態を確認。
おそらく、中足骨に2ヵ所・球節の下に1ヶ所骨折またはヒビの入った状態だろうと判断をし、
倉庫にあった段ボールと結束バンドでメイの脚に合うギプスを即席で作り処置をしました。(写真①②)

写真①

写真②

メイはギプスをかじったりして取ろうとせず、安静にしてくれており、治療に積極的でした。

段ボールギプスが蒸れて皮膚病が発症していないか?サイズは大丈夫か?
1週間毎に、その都度患部の状態に合ったギプスに作り替えました。

患部の腫れが引き始め、少しづつ動きが増えてくると同時にギプスが外れてしまう事が増え、
色々と試行錯誤してタスキを肩にかけてギプスを吊り下げて様子を見ました。(写真③)

写真③

毎日の観察から、徐々に左前肢に体重をかけて歩く姿が多く見られるようになり、
治療を始めてから42日目、ついにギプスを外す時が来ました!!

しっかりと骨は付いているのか?ズレは無いのか?ちゃんと歩けるのか?
スタッフは心配でドッキドキです・・・

ギプスをそーっと外すと・・・メイは一歩一歩、左前肢にはあまり体重をかけないようにですが、地面に脚を付けて歩き始めました!!(写真④⑤)

写真④

写真⑤

本当に良かった~~~!!

これからはリハビリの開始です!

ギプスを外して60日目頃になると、両脚に体重をかけて立ち、餌を催促してフェンスにも立ち上がるように。
どちらの脚が骨折したのかが分らなくなるほど、よく動くメイの姿が見られるようになりました

次は行動範囲を広げ、歩行のリハビリが必要です。
安静にしていた狭い部屋から広い部屋へと移動をし、リハビリの相棒として姉妹のユキとの生活が始まると(写真⑥)、
活動量もぐんと増え、違和感なくスムーズに歩けるようになりました

写真⑥(左:ユキ 右:メイ)

今後のメイの目標は、7月には仲間のヤギ達と同じ生活に戻り、“南部丘陵公園 ヤギの除草隊”のメンバーとして復帰・活躍する事です
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