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ドッグ コミュニケーション


 三重県四日市市南部丘陵公園には小動物園が有り、26種135点の飼育展示を数え、小動物園とは言えない施設です。動物はヤクシカ6頭、ミニブタ2頭、ヤギ7頭、ヒツジ5頭、マーラ2頭など、そして、クジャク、トウテンコウ、アヒル、チャボ、クジャクバト等の鳥類が飼育管理されて居ます。

 その中に、使役犬としてバーニーズマウンテンドッグ(♂)とラブラドールレトリバー(♀)の2頭が飼育係と一緒に出勤して居ます。とても人気が有って、市民の方々に可愛がられ、毎日の様に会いに来られる犬好きの方も見えます。そんな理由から、この1~2年、犬の散歩がてらに小動物園を訪れる方々が増えて参りました。南部丘陵公園は入場無料の入園施設なので、どなたでも気軽に来られます。犬仲間は勿論の事、犬好きな方は犬を仲介してお客様との会話も弾みます。ご婦人やご老人の健康増進に犬の果たす役割は大きく、研究結果でも犬を飼うご老人の自立度は高く、病気等も少ないと聞きます。

 年中無休で入園の制限も有りません。どうぞ皆さん、遠慮なくお越し下さい。そして、楽しい会話を立ち話やベンチでなさって下さい。挨拶一言でも気持ちが良いものです。

 マナーとしては予防注射済である事、病気疾気の無い事、また、犬同士の喧嘩は禁止です。フンの後始末はお忘れなく守ってください。春夏秋冬何時でも楽しめる小動物園を、どうぞご利用下さい!(2008年2月現在)

爆睡中のポニー♡

最近、日中はだいぶ春らしい陽気になってきましたね♪

風もなく本当にお昼寝日和だった今日のお昼頃、
ムソウとグレースがお客さんの注目を集めていました!
なぜかって??
・・・・・・
それは、2頭がこんな様子だったから(笑)

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マルスの介護


高齢犬の介護(2007年12月更新)

 私たちはアニマルセラピーの現場で多くの認知症老人や身体障害者の方々と
接して来まして、介護はお手のものと感じていました。
 しかし、愛犬のゴールデンレトリバーのマルス(♂)が14歳という高齢で老衰を迎えるに当たり、常に社員には褥瘡(じょくそう:床擦れ)に気をつけなさいと注意を促していましたが、介護の実際を理解し得ない若者は褥瘡を腰につくりました。
 それからの看護は夜間も含め、6~8回の寝返りと、数回の治療を勤務の上に実行しています。知恵をだした宙吊りタンカを作成し立位を持たせ、腰の負担を軽減しています。マルス頑張れ!

   




マルスが歩いた!(2008年1月更新)

 怪我の巧妙と言うべきか、マルスの状態が甚だしく改善され、数歩だが自立歩行をする様になった。これは28㎏の体重が22~23kgまで減じた事が要因で、脚力が衰退しているにも関わらず立つ事が出来たのでしょう。それからと言うもの毎日のように立とうとし、マットから外れて寝ている事も屡々(しばしば)で有る。
 食欲も排便や排尿も通常で良く寝、麻袋担架に吊るしている最中でも鼾(いびき)をかいて寝てしまう。






マルスの途中経過(2008年1月更新)

 マルスには4~5年前からてんかんの発作が有り、持病となっていました。薬は少な目を与え今日に至ります。薬は抗てんかん剤で極度の興奮を抑える作用が有る為に、マルスの性質は増してや大人しくなりました。そんな性質でしたので、アニマルセラピー犬として登用していました。大人しくご老人と向き合い、癒しました。マルスのおかげで安心して施設を訪問することが出来、アニマルセラピーの様々な方法を識る事になりました。

 ペットとしては15年の生命は長すぎるように思いますが、その灯火は僅かと成りました。整腸剤やビタミンの効果もあるでしょう。然し、日夜の介護に勝るものは有りません。褥瘡(じょくそう)も癒え、特別食も手で与え、腹が満たされ今は静かに揺り籠で眠っています。




マルスの揺り籠(2008年4月更新)

 一本吊りとは言っても、漁師が釣竿一本でカツオを何匹も釣り上げるのとは大違い。マルスの介護話の続報です。
 現在のマルスは状態が安定していて、良く食べ、排泄もきちんとしています。日光浴も、のどかな春の日差しを浴びて好好爺(こうこうや)のごとく寝ています。体重は日々減じて、何時お迎えが来てもおかしくないのですが、可愛らしい縫い包みの様な体で過ごしています。
 前回は担架のまま吊り下げましたが、マルスに歩きたい気持ちがあり、希望を叶えて、吊り下げる事にしました。左方向にグルグルと回るのでロープで止めてはありますが、左右にブラブラと歩を運び、良い運動になっている様です。
 朝昼晩と深夜の介護は大変な仕事ですが、皆頑張ってやっています。感謝感謝感謝の気持ちをマルスに代わって伝えます。






15才7ヶ月(2008年5月更新)

 1992年の10月11日にゴールデンレトリバーのマルスは産まれました。母犬はスカイ、父犬はブリーダー犬で、確か11匹兄弟でした。逆さ睫毛が有り、手術をしたので弊園に残ることになりました。性格は温しく良い犬でしたので、後にアニマルセラピーの訪問犬として愛され活躍しました。
 老齢になり、改めて年を数えてみましたら15才7ヶ月という、大型犬種にしては珍しく長寿なのに驚きました。日夜、社員の介護の手でマッサージ後に寝返りを打たせ、体位を変えました。立位の担架吊りは足を踏ん張る事に依る見事な効果をみせました。餌も老犬用ドッグフード、ドッグ缶、野菜スープ、ミカンのおやつと、今は山羊乳200ccのメニューで長寿更新中です。




その後のマルス(2008年11月更新)

 今年の4,5月で紹介(前述)致しました、ゴールデンレトリバーのマルスの続報です。

 1992年10月11日に産まれましたマルスは16歳の誕生日を社員(飼育員)の手厚い介護の中迎えました。もうすでに立つ事は出来なくて寝たきりです。餌も食べたり食べなかったり牛乳やヨーグルト、ミカン等も与えていますが、見る見る間に痩せ細り、体重は半減し凡そ15kg位しか有りません。1日、朝7時から夜10時までの10回、吊り下げ、横臥(左右)にマッサージ、生理食塩水500mlの点滴、そして給餌をしてました。飼育の努力は並々ならぬもので、社員は一言も苦情を呈せず勤め上げていまして・・・
 
 ・・と、此処まで書いたところ、今日(11月12日)の昼食後にアルバイトの岩鍛治君が飼育に下りた所、静かに息を引き取っていたのでした。こうなるであろうと想像はしていました。全身のエネルギーを総て使い果たし、ローソクの最後の灯が消えうる様な死でした。

 マルスに学びました。介護の辛さ苦しさ、手を掛ければ介護が充実する事、等々、現代の若者が薄志弱行であるとすれば、飼育や介護は成り立たないでしょう。良き飼育員に恵まれてマルスは16年と1ヶ月の良き一生を終える事が出来ました。合掌・・・

ワイルドライフを観るマメとマロ

先日、園長がマメとマロのとっても可愛いショットを見せてくださいました~😸❤️


bs mamemaro1
⬆︎同じネコ科とは思えない速さだニャ😵

bs mamemaro
⬆︎美味しそ~う❤️

bs mamemaro2
⬆︎・・・デカっ💦怖い~~💦

園長がBSのワイルドライフという番組を観られていた時、たまたま近くを通ったマメとマロが、見たことの無い動物の映像に足を止め、その後興味津々な様子で観ていたようです✨😸

テレビを真剣に見つめる後ろ姿、可愛いですよね❤️

ライオンにはちょっと腰が引けてるのが面白い……😂笑

里ふく動物新聞(第49号)

里ふく動物新聞 (第48号)

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